ズーラシアでサイエンスカフェ-「チンパンジー」テーマに初開催

今回サイエンスカフェの話題として取り上げるチンパンジー

今回サイエンスカフェの話題として取り上げるチンパンジー

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 よこはま動物園ズーラシア内「ころこロッジ」(横浜市旭区上白根町、TEL 045-959-1000)で9月から、飼育係などの専門家が来園者とともに動物について座談会を行う「サイエンスカフェ in ズーラシア」が初めて開催される。

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 サイエンスカフェは、一般市民と研究者をつなぐ新しいコミュニケーションの手法として1998年以降、イギリスやフランスで盛んになった参加型のイベント。一般的な公開講座やシンポジウムと異なり、研究者と市民がカフェなどの身近な場所で科学について気軽に語り合うのが特徴。

 今回はチンパンジーに着目。「飼育係が見た野生のチンパンジー」(9月25日)、ズーラシアのチンパンジーとチンパンジーのコミュニケーション」(10月30日)、「チンパンジーの森とヒトが歩む未来」(11月27日)をテーマに座談会を展開していく。

 同園動物課飼育展示係、チンパンジー担当の川口芳矢さんは「大人の方が気兼ねなく参加できるこの企画。今回は野生やズーラシアで暮らすチンパンジーの興味深い生態やエピソード、彼らとともに歩む未来について考える。10月にはCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催される今年、皆さんと動物について語り合えれば」と話す。

 開催時間は13時~14時30分。対象は高校生以上で各回定員は30人。参加無料(入園料別途、事前申込制)。入園料は、大人(18歳以上)=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。

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