よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町、TEL 045-959-1000)は5月21日、金環日食に合わせて早朝開園する。
地球と太陽の間に月が入り、太陽の光がリング状に見える「金環日食」。7時31分~36分に首都圏では173年ぶりに観測でき、同園のある旭区は太陽と月がきれいに重なる「中心食線」が通過する。
同園では当日、6時に開園。園内各所で金環日食を観察できるほか、インドゾウ、チンパンジー、ニホンザル、アカカンガルーなど一部の動物の早期展示を行い、園内ころこロッジでは、ライブカメラで金環日食時の動物の様子を観察することもできる。
また、前日20日には金環日食にちなみ、プラネタリウムやパネル展示、近隣小学校らの音楽演奏など各種イベントも展開。夜には、3000個以上のキャンドルを使ったキャンドルナイト(20時30分まで)も予定する。
同園の事業推進課長補佐久保良法さんは「金環日食の時に、動物の行動にどういった違いが見られるのか観察してみてほしい」と話す。
入園料は、大人(18歳以上)=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。