「三井のリハウス日吉店」(横浜市港北区日吉本町1)が12月から、電気自動車(EV)「日産リーフ」2台を営業車として導入する。
同店を手がける三井不動産販売(東京都新宿区)は、これまでもトヨタの「プリウス」をはじめとしたハイブリッドカーを約40台導入してきた。今回は充電スタンドも設置し、二酸化炭素(CO2)を一切排出しないEVを初めて導入する。
同車は、日産自動車が今年12月に発売する量産型のEV。90キロワットを超える出力のラミネート型コンパクトリチウムイオンバッテリーと電気モーターを搭載し、従来のガソリン車と同等の性能を持つ。走行中にCO2やその他の排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車で、5人乗りのコンパクトカーサイズ。
日産リーフは今年4月に予約を開始し、2カ月で申し込みが当初2010年度の販売目標台数だった6,000台に達したという。価格は376万円~。
同社企画広報グループの田中重程さんは「三井不動産販売ネットワークは電気自動車やハイブリッドカーの導入を積極的に推進し、今後も地球環境に配慮していく」と話す。