写真家の上原沙也加さんの個展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催する「あざみ野フォト・アニュアル」が1月24日から、横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で開かれる。
現代の写真表現を紹介する企画展として、毎年開催している同展。所蔵するカメラや写真、文献から選んだコレクションと共に鑑賞することで、写真の歴史を総合的にたどる内容。
上原さんは1993(平成5)年沖縄県生まれ。沖縄や台湾などで撮影した作品は、生活の中にある風景とそこに現れる記憶や傷跡を捉える。2020年には第36回写真の町東川賞新人作家賞、2024年には「VOCA展 2024 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」VOCA奨励賞、大原美術館賞などを受賞した。
同展では2016(平成28)年から2022年にかけて沖縄で撮影した作品や2023年に台湾で撮影した作品など、約10年の取り組みを紹介する。
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展では、同館が昨年開館20周年を迎えたことを記念して、所蔵するコレクションそのものの魅力を掘り下げる。コレクションは米国の実業家サーマン・F・ネイラーさんが世界中から収集したもの。銀板写真(ダゲレオタイプ)やコダック、ライカのカメラ、関連資料などその数は約1万2000点に上る。同展では、英国で1844年~1846年に出版された世界初の写真集「自然の鉛筆」など、カメラ・写真史上の重要資料200点を展示する。
開場時間は10時~18時。入場料は500円(20歳未満、学生・65歳以上無料)、横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展は無料。2月22日まで。