
「鶏と水のラーメン」を提供する「ロックンスリー」が9月25日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に出店する。
2005(平成17)年に相模原市でラーメン店「69’N’ROLL ONE(ロックンロールワン)」を開業したラーメン職人の嶋崎順一さん(崎はたつさき)が手がける新店。嶋崎さんは拠点を都内や関西に移転してラーメンを提供していたが、今回約11年ぶりに首都圏に戻り、新店を立ち上げる。
ロックンロールワンの時から鶏と水だけでだしを取るシンプルなラーメンを提供してきた嶋崎さん。2000年代初頭に知られるようになった「神奈川淡麗系ラーメン」の一角として人気を集めた。
新店でも鶏と水だけでだしを取るラーメンを提供。比内地鶏に加えて全国の地鶏を日替わりでブレンドして使い、雑味を除いた超純水でうまみを引き出す。メニューは「鶏と水の醤油(しょうゆ)らぁ麺」(1,500円)。ロックンロールワンでも提供していた「昆布水つけ麺」も今後準備が整い次第、限定メニューとして提供予定。
同館営業戦略事業部の佐藤佑哉さんは「今では伝説となっている嶋崎さんが11年ぶりに首都圏へ戻ってくる。渾身(こんしん)の一杯をラー博で楽しんでほしい」と話す。
営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=450円、高校生以下・シニア(60歳以上)=100円、未就学児無料。