ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)で7月16日・17日、子どもたちだけで「仮想の街」をつくるイベント「ミニヨコ」の夏まつりが開催される。
「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、就労や政治、都市計画など社会の仕組みを遊びながら学ぶことができる「ミニヨコハマシティ」。毎年同館で開催されており、今年のイベントは3月に開催される予定だったが、東日本大震災の影響で中止となっていた。
今回は、毎年行なっている「ミニヨコ夏まつり」に、実現できなかった3月のイベントのアイデアを足して開催。ヨーヨー釣りやわたあめなどの屋台のほか、フルーツカクテルバー、子どもフリーマーケットといった子どもだけで運営する店舗が出店する。
また、同イベント参加の子どもたちは、5月から畑を作るプロジェクト「ミニヨコビレッジ」を開始。当日は、収穫された野菜を使った料理なども提供する。
主催するNPO法人ミニシティ・プラスの岩室晶子さんは「3月に行うはずだったミニヨコのリベンジ。大人の方には子どもが悩みに答えてくれる『大人の悩み相談室』もおすすめ。大人も子ども遊びに来てほしい」と話す。
開催時間は10時~16時。参加費は300円。