横浜市営地下鉄仲町台駅近くの農地で7月から、一日農業体験ツアー「おさんぽ農場」が毎月開催される。
都筑区内の飲食店のオーナーやシェフが集まる「都筑フードネット」と不動産の売買・賃貸の仲介業を営むリスト(横浜市中区)が主催し、横浜を拠点に活動するデザインユニット「NOGAN(ノガン)」が企画する同ツアー。農地の多い都筑区の自然と食に親子で触れて楽しんでもらうことを目的にする。
1回目の開催は7月2日で、都筑フードネット協力農家の加藤之弘さんの農地でトマトを収穫。その後「都筑区仲町台地区センター」(都筑区仲町台2)に移動して、野菜ソムリエの長谷川さとみさんを講師に迎えた食育講座や収穫したトマトを使った料理体験を行う。料理は夏野菜のペンネ、ニンジンのパスタ風、簡単漬物、スープなど(天候によって変更あり)。
ノガンの2人は「スーパーで買った野菜と採れたての野菜の違いなどがよくわかると思う。大人も子どもも気楽に参加してもらって、地元の自然や恵みを楽しむ『地恵地楽』を理解していただけたら」と話す。
開催時間は8時~14時。参加費は、子ども=500円、大人1,000円。11月まで、毎月第1土曜日に開催する予定。