横浜市歴史博物館講堂(横浜市都筑区中川中央1)で7月18日、バロック時代の古楽器(ピリオド楽器)を使った「40th Weekend Concert in 田園都市」が開催される。
国内外で高い評価を受ける港北地域在住の演奏者が「地元で気軽に楽しめる音楽会を開きたい」という思いから行われる同コンサート。1990年から横浜北部地域各所で行われ、今年で40回目を迎える。主催は田園バロックコンサート。
演奏曲目は、ヴィヴァルディの「ごしきひわ」やバルベッラの「リコーダー・コンチェルト ハ長調」などのバロック音楽(17世紀初頭~18世紀半ばのヨーロッパの音楽)。演奏はピリオド楽器と呼ばれる、その時代に使われていた楽器のレプリカを使い、当時の音楽を再現する。
出演は主催者の山岡重治さん(リコーダー)、平尾雅子さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、下山真理子さん(チェンバロ)らのほか、ゲストの若松夏美さん(ヴァイオリン)など。
主催者の一人、平尾雅子さんは「ヨーロッパでは田舎の小さな町でも音楽会が開かれていた。日本では東京などの大都市まで電車で時間をかけて聴きに行かなければならない人が多くいる。そんな状況を変えたかった」と20年前を振り返る。
開演は14時(13時30分開場)。チケットは、ペア=7,000円(前売りのみ)、一般=3,800円(前売り)・4,000円(当日)、大学生以下=1,000円(前売り)・1,300円(当日)、中学生以下=500円(前売り)・800円(当日)。未就学児は参加できない。予約は田園バロックコンサート(TEL 045-913-1184)まで。