横浜・仲町台のパン店「ベーカリーリゾート ブルーコーナー」(横浜市都筑区仲町台1、TEL 045-342-8603)が3月25日から、「被災地に文具を!プロジェクト」を始めた。
東北から同店に足を運ぶ客が多い同店。今回の震災後、仙台市泉区で被災した同店の客から「新学期を迎える被災地域の学校では文具が足りない」ということを聞き、同店で文具を募集し現地に送るプロジェクトを始めた。
現地の学校では人手が足りず、支援文具の管理が難しいことから、今回は同店と仙台市の客が個人的にやり取りを行っている。
同プロジェクトでは、被災地での仕分けをスムーズにするため、特に鉛筆・消しゴム・ノート・筆箱・下敷き(消耗品は未使用の物)の5点を1つのセットにして配送。これまでに100セット以上の文具が集まっているという。
同店プロデューサーの白川龍さんは「だんだんと被災地への支援が多くなっていくなか、当店で今できることはピンポイントで支援することだと思い、今回のプロジェクトを始めた。今回は直接やり取りができた被災地の方からの要請で行っているが、個人同士のやりとりでは取り扱える数やスピードに限界があるので、今後はイベントなど違った形の支援を考えている」と話す。
文具の募集は4月2日まで。営業時間は8時50分~19時10分、定休日は水曜日。