ソフトウエア開発などを行っているインフォ・ラウンジLLC(横浜市都筑区中川中央2)と横浜の若者支援を行っている「シェアするココロ」(中川中央2)が3月17日、東日本大震災復興応援サイト「Reconstruction JAPAN」を公開した。
インフォ・ラウンジLLC代表社員の肥田野正輝さんと「シェアするココロ」社長の石井正宏さんは11日に起きた東日本大震災の翌日から、「今ここからできることは何か」を話し合ってきた。
その結果、両社は応援サイトを開設。被災地の復興を応援する気持ちとして「Reconstruction Japan~かんばれ東北関東!~」のバナーやアイコンを作成した。
肥田野さんは「自分が何もできないことに自責の念を感じている人は多く、彼らも心の被災者だと思う。絵を描き、歌を歌い、また停電の中で家事や自分の仕事をこなすだけでも、十分に誰かのためになっていると感じてもらいたい。同じように復興を願う人たちで思いを共有できれば」と話す。
また、両社には音楽活動を行う社員が多いことから、被災地を応援する音楽動画を集めサイト内で公開。そのほかソーシャルネットワークなどを活用して、コメントが追加できる仕様も実装した。
石井さんは「口に出しても意味が無いと思われるようなことを、言葉にしてみる。そういうことが、今すごく大事なのでは。言葉ではなくても、アイコンを使うことや、リンクすることだけでもいいと思う。このサイトで、声なき感情をアクションに変換するお手伝いができたら」と、今回の活動への思いを話す。