都筑区・センター南に4月3日、50～70代の働き方や活動支援を行うNPO法人ロクマル（横浜市都筑区茅ケ崎中央）が設立される。

　50～70代を「ロクマル世代」と名付け、その世代の女性の働き方や活動を考えてきた「日本ロクマルガールズ協会」が前身の同法人。センター南にあるコミュニティースペース「みんなのキッチン」（茅ケ崎中央）メンバーを中心に2014年から活動が始まった。

　同協会によると、これまで地域で活動するロクマル世代の紹介や、企業と協力したロクマル世代の求人イベントなどを展開し、活動を続ける中で、男性のロクマル世代や40代後半の同活動への参加ニーズが高まっていると感じたという。NPO設立後は、さらに多くの企業や団体との連携や、幅広くロクマル世代の活動を支援していく方針。

　理事長に就任予定の有澤さんは「子どもが巣立ち、家計のために働くことからもやっと解放される人生最高の時期のロクマル世代。現代の60代の体力はかつてより10歳若いといわれている。自分の新たな生かし方や可能性を発見して、これまでやりたくてもできなかったことに挑戦していただけたら」と話す。

　4月1日はリクシルショールーム横浜（横浜市西区）で、法人設立記念イベント「60代からの挑戦！」を予定。60代から新しい働き方を始めたゲストによる対談と交流会を行う。開催時間は13時～16時。参加費2,000円。