アートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で2月5日、ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン~選択する人々」と短編アニメーション「戦争のつくりかた」を上映する「カノンとノディンのおでぶな上映会」が開催される。
企画したのは、神奈川県北部の小田急線沿線(=お)、田園都市線沿線(=で)、ブルーライン沿線(港北ニュータウン周辺=ぶ)、南部線沿線(=な)で子育てをする母親たちのコミュニティー「おでぶな会」。子どもたちの未来のために、多くの人に2011年の福島第1原発事故をはじめとした社会問題に目を向けてほしいと企画した。
「小さき声のカノン~選択する人々」は2015年に制作された、ドキュメンタリー映画監督の鎌仲ひとみさんによる作品。放射能汚染から子どもたちを守ろうとする福島のお母さんと、チェルノブイリ原発事故以降、ベラルーシで生活する親子を追った。
「戦争のつくりかた」は東日本大震災と福島第1原発事故をきっかけに立ち上がった映像クリエイター集団「NOddIN」によるアニメーション作品。2004年に制作された絵本「戦争のつくりかた」の言葉を「リレー形式でアニメーション化する」という手法で作られた。
当日は両作品の上映会にあわせて、鎌仲ひとみ監督によるトークショーや映画のエンディングテーマの演奏、ダンス、フラなどのライブも予定する。
開催時間は午前の部=10時~12時30分(9時30分開場)、午後の部=13時30分~16時30分(13時開場)。料金は大人1,000円、中高大学生(500円)、小学生以下無料。