高木学園女子高等学校(横浜市港北区菊名7)の女子高生とスリーエフ(横浜市中区)が共同企画した新商品「放課後おにぎり」が11月23日、関東圏のスリーエフで発売された。
民間企業の社員や大学の先生らを通常授業に招くほか、企業との商品開発などの取り組みを積極的に行っている同校。これまでに森永乳業(東京都港区)のチョコレートバーアイス「チェリオ」や、菓子製造のプレシア(港北区新横浜2)のティラミスなどの新商品企画に挑戦してきた。
今年は商業科マーケティングコース2年生13人が、同社と新商品を共同企画。これは「商品開発」授業内の取り組みとして、1学期から進められてきた。生徒たちは市場調査、試食、パッケージ制作、POP提案など、熱心に取り組んだ。
完成した「放課後おにぎり」は、チーズ風味のめんたいこがアクセントの「チズ子と明太子の友情」とたこ焼き味の「た子とマヨ男の青春」の2種類。両商品ともご飯にはもち米を使い、ターゲットの学生が満足できる内容となっている。
参加した本田愛香さんは「今までになかったおにぎり、を作りたいと考えた。見た目やコストも考えながら、それぞれの味をおにぎりでどのように表現するのか、という点にとても苦労した。ネーミングは、良い意味で他よりも目立つのでは、という理由から擬人化させている。1人でも多くの方に召し上がっていただきたい」と話す。
価格は「チズ子と明太子の友情」が135円(税込)、「た子とマヨ男の青春」が150円(税込)。