横浜市営地下鉄仲町台駅近くのパン店「ベーカリーリゾート ブルーコーナー」（横浜市都筑区仲町台1、TEL 045-342-8603）で現在、インドのクロワッサン「パラタ」を期間限定提供している。

　同店は「世界の魅力をパンで伝える」がコンセプトで、毎月国内外のさまざまな食文化や食材を取り入れたパンを展開し続けている。今月のテーマは「アジア＆インド洋」で、この地域にゆかりのある食材を使った各種限定パンを提供している。

　インドでは多くの一般家庭で主食とされているチャパタ（全粒粉で作られる薄焼きのパン）を使って作られる「パラタ」。チャパタにインドで古くから使われているギー（発酵無塩バターを煮詰めた希少な油）を塗って、何層にも重ねて焼き上げる。

　今回はインドカレーなど世界の料理をランチやケータリングで提供している「ペイフォワードワールドランチ」の協力で、入手困難なインドの最高級ギーを取り入れた。

　同店プロデューサーのハンマーさんは「多くの日本人は、インドの主食はナンだと思っているが、もともとナンは宮廷料理なので、インドの一般家庭ではチャパタやパラタが食べられている。今回はアーユルベーダなどの美容でも注目されているギーも使っているので、そうした知られざるインドの文化に触れていただけたら」と話す。

　「パラタ」の価格は340円。営業時間は毎週土曜日～火曜日の10時～17時。販売は6月7日まで。