新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)内「支那そばや」で5月11日から、期間限定ラーメン「石臼挽き麺」の提供が始まった。
2014年に逝去した佐野実さんが創業した「支那そばや」。今年藤沢・鵠沼に本店を開業して(現在の本店は戸塚)30周年を迎える(新横浜ラーメン博物館店は16周年)。
3月には過去に同店で提供されていた限定ラーメン30種類のなかで人気投票を実施。今回はそのなかの1位~3位に輝いたラーメンを5月から7月にかけて順次提供する。
第1弾の「石臼挽き麺」は187票を獲得して3位になったラーメンで、支那そばやでは2001年に限定提供されていた。石臼でひいた小麦を使った歯ごたえのある麺が特徴で、丸鶏と鶏ガラにメヌケを合わせたスープに、平田牧場産の三元豚のバラ肉チャーシュー、石川県産の金時草、針しょうがなどをトッピングしている。価格は1,200円。
同館営業戦略事業部の中野正博さんは「発売当時、ラーメンの価格は1,000円以下という暗黙の習慣があったが、佐野さんは、そばのように1,000円以上でもお金をいただけるラーメンはできないものか、と試行錯誤して行き着いたのが、麺へのこだわりだった。こだわりの麺を堪能いただきたい」と話す。
「石臼挽き麺」の提供は1日50食限定(戸塚本店では30食限定)。提供は5月31日まで。
同館の入場料は、中学生以上=310円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。営業時間は日によって異なる。