綱島の老舗温泉施設「綱島ラジウム温泉東京園」(横浜市港北区綱島1)1階大広間で1月29日、黒沢美香&ダンサーズによる「ダンス☆ショー -きみの踊りはダンスにしては重すぎる-」が行われる。
黒沢美香&ダンサーズはコンテンポラリーダンスに取り組む黒沢美香さんが主宰する舞踊群団。1985(昭和60)年に活動を始め、メンバーの入れ替わりを経ながら、「踊る身体」「ダンスの醍醐味」を探求し、さまざまな公演を行ってきた。現在のメンバーは20~60代の約40人で、綱島を活動の本拠地としている。
同公演は「通常の舞台にはない独特の空間で、日常と芸術を改めて問い直す」ことを試みるため、2006年に初開催。今回で2回目の公演となる。当日出演するメンバーは25人で、黒沢さんの振り付けによるこれまでの小品(しょうひん)からの抜粋に、最新の小品を織りまぜて構成したダンスを披露する。
制作の平岡久美さんは「その年齢差40歳、バラバラ不ぞろいの不協和音でハモる『美』が特徴。ダンスを見ながらの飲食も可能なので、温泉を楽しんでいただくのとともに、おもちゃ箱をひっくり返したようなダンスの時間に期待してほしい」と話す。
開場13時30分、開演14時。料金(入園料込み)は、一般=3,500円、学生・高校生=3,000円、中学生=2,000円、小学生=1,500円。