ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)で3月19日・20日、子どもたちだけで「理想の街」をつくるイベント「ミニヨコハマシティ(ミニヨコ)」が開催される。主催はNPO法人ミニシティ・プラス(中川1)。
選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、実際に2日間「ミニヨコ」と呼ばれる子どもだけの街をつくるこのイベント。「大人口出し禁止」が原則で、会場内に許可無く大人が入ることはできない。
子どもたちはアイデアを出し合いながら街を作り、就労や政治、まちづくりなど社会の仕組みを遊びながら学ぶ。毎回、事前に開催される「ミニヨコの運営会議」には延べ50人以上の子どもが参加してきた。これまでの開催では、時間がなくお店が開店できない子どもたちもでたが、大人はサポートしながらも口出しはせず、子どもたちが力を合わせてイベントを盛り上げてきたという。
当日は運営会議に出席した子どもたちを中心に、市役所や公共施設、飲食店などを運営する。来場した子どもたちはその店舗や施設で働き、ミニヨコ内の通貨「ミニヨン」を使って、買い物などを楽しむ。
会場の外では大人向けに、石巻復興プロジェクトの協力で石巻物産展も行う。
20日には現職の横浜市議会議員を招き、ミニヨコのこども市会議員とまちづくり政策や18歳選挙をテーマにしたトークイベントも開催予定。
開催時間は10時~16時。参加費は1日300円(19歳以下の子どもであれば参加可能)。