高木学園女子高等学校(横浜市港北区菊名7)の女子高生と菓子製造のプレシア(港北区新横浜2)が共同開発した新商品「魅惑のティラミス」が11月1日、全国のスーパーマーケットで発売された。
民間企業の社員や大学の先生らを通常授業に招くほか、企業との商品開発などの取り組みを積極的に行っている同校。これまでに森永乳業(東京都港区)のチョコレートバーアイス「チェリオ」の新商品開発、フェリシモ(兵庫県神戸市)の文房具開発などに挑戦してきた。
今年は商業科マーケティングコース2年生が「商品開発」授業内の取り組みとして、同社と共同開発を展開。アンケートや市場調査を行い、試作を繰り返しながら商品を作り上げた。
完成した「魅惑のティラミス」は、ブルーベリー風味のティラミス生地にオレンジムースを使った「リフレッシュベリー」と抹茶ムースと黒みつソースを使った「ほっこり抹茶」の2種類。10月3日・4日に行われた同校文化祭では先行販売され、各日100個が販売開始15分で完売した。
共同開発に参加した稲葉明日香さんは「日々の疲れを忘れてほっこりリフレッシュしたい方に向けて開発した。文化祭ではすぐに売り切れてしまったほどの商品は、私たち女子校生の自信作。ぜひ一度お試しいただけたら」と話す。
販売は全国のスーパーマーケットで11月30日まで。価格は250円(税別)。