新横浜プリンスぺぺ(横浜市港北区新横浜3)は7月から、全館で無料公衆無線LANサービスの提供を始めた。
新幹線停車駅でもあり、新横浜ラーメン博物館などの観光施設や、日産スタジアム、横浜アリーナなども並ぶ新横浜。このエリアでは近年外国人旅行者が増えており、同館でも館内のフロアガイドや看板の多言語化を進めてきた。
今回のサービスは、そうした外国人旅行者からの要望が多かった「快適なインターネット環境」に対応するために導入された。
利用するには、館内で専用SSIDを選択し、認証画面で認証設定をする必要がある(メールアドレスの登録などは不要)。言語は日本語・英語・中国語(簡体、繁体)・タイ語で、1度の認証で1時間まで利用可能(再認証可能)。外国人旅行者だけでなく日本人来店客も利用できる。
同館の岸本浩幸さんは「同館でも新横浜プリンスホテルと隣接する立地ということから、昨年10月の免税品目緩和以降、特に訪日外国人のお客さまの利用が増加している。これまで免税店舗やパスポート割引店舗の拡充などに取り組んできたが、今回のサービス導入で、さらなる利便性の向上に努めたい」と話す。