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セン北の都筑民家園で「ひな祭りウィーク」-貴重な「永徳斎」ひな人形も

つるし飾りで彩られている古民家

つるし飾りで彩られている古民家

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 大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西2)内の「都筑民家園(TEL 045-594-1723)」で現在、明治から平成までのひな人形とつるし飾りを飾る「ひな祭りウィーク」が開催されている。

昭和初期に作られた「山川永徳斎」の「お内裏様」

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 有志が所有している明治・大正・昭和のひな人形を毎年3月3日のひな祭りに合わせて飾っている同園。今年は有志の自宅蔵から発見されたという人形作家「山川永徳斎」の昭和初期のひな人形(お内裏様)も展示する。

 「山川永徳斎」は明治から昭和初期にかけて3代続いた東京を代表する人形師。同園で譲り受けたひな人形を鑑定したところ、「お内裏様」が「山川永徳斎」による昭和初期に作られたものだとわかった。「山川永徳斎」のひな人形の多くは宮家に納められたほか、関東大震災で多く消失していることなどから、現存し一般公開されているものは貴重だという。

 期間中は古民家内に歴史のあるひな人形を飾り、その周りを「つるし飾り」で彩る。「つるし飾り」とは、子どもの健やかな成長を願い、端切れでさまざまな縁起物を作り天井からつるす飾り。同園では桃やハマグリ、フクロウなど30種類以上の縁起物をつるす。毎年有志が作りためている飾りは5000個以上になる。

 開催時間は10時~16時30分。入場無料。3月3日まで(2月23日は休園)。2月28日には主屋のいろり周りで煎茶の提供も(300円、菓子付き)。

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