横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅近くの美容室「Hair&Spa KAIWA」(横浜市都筑区仲町台1)オーナー田中雅樹さんが、「エステシモ」シニアクラスヘッドスパの試験で全国最高得点を獲得した。
タカラベルモント(大阪府大阪市)のヘッドスパケアブランド「エステシモ」が全国の技術者を対象に行っている同試験。試験は昨年8月に行われ、「エステシモ」のインストラクター2人により、一人が客役、一人が施術を審査し採点した。通常営業時間に行われるため、試験中に電話がなった場合も、その対応は採点対象となるという。
採点は、個人スキルの「技術」「知識」「コミュニケーション」、サロンづくりの「環境・価値」「メニュー」の5つの項目で審査され、250点満点中、田中さんは251点を獲得した。
田中さんは「試験はいつも通りできた。評価はうれしいが、まだ足りないところがあるので、もっと向上してさらに良いサービスを提供できるようにしたい」と話す。
ヘッドスパは、2002年に日本で生まれた固有のメニュー。「頭(head)の温泉(spa)」の文字通り、お湯をふんだんに利用し、頭部を温めながら循環促進やリラクセーションを行う。施術の感覚が温泉に入っているようであることなどからヘッドスパと名づけられたという。
施術では、頭皮と髪と身体の疲れなどのカウンセリングを行ってから、季節やその時の状態に合わせたヘッドスパの商材を使用。商材の組み合わせは1000種類以上になる。
同店では7年前のオープン当時から取り入れており、当初はまだ珍しく興味を持つ人も多かったという。現在では来店客の約8割がヘッドスパもオーダーしている。