JR横浜線中山駅南口周辺で11月3日、「中山まつり」が開催される。
毎年「文化の日」に開催しており、今年で33回目を迎える同イベント。主催は150店以上の店舗を擁する中山商店街協同組合で、今年のまつりのテーマは「躍進」とした。組合として中山駅南口の再開発事業計画への参加や「街づくり事業」・「花いっぱい、人いっぱい事業」などを進めており、テーマには未来に向かって進んでゆく中山地区を表現しているという。
当日は、駅前駐車場内の特設ステージ、駅前広場、駅前の商店街(蛍通り・トンボ通り・四季の森通り・ツバメ通り)が会場。サンバ・ダンス、演奏などのステージイベントのほか、ズーラシアなどのブース、消防車や警察車両の展示、子どもが運転できるミニバスコーナーなども予定する。
ステージイベントには、東日本大震災被災地で音楽を通じて復興支援をしている「北上音楽祭」が特別出演。アコースティックギターやピアノによるオリジナル曲を演奏する。ライブの合間には、宮城県石巻中学校元校長の畠山卓也さんも出演。被災当時の様子やこれからの防災や減災の考え方などを語る講演も行われる。
同商店街副理事長の奥津守さんは「今年も多くの方にご協力をいただき、商店街のメンバーも企画から運営まですべて行った。商店街のまつりとしては全国でも大きいのでは。幅広い年代に楽しんでほしい」と話す。
開催時間は9時~17時。