新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)内の埼玉川越「頑者」が9月23日、卒業する。
埼玉県川越市に本店のある同店は、同館には2010年6月に出店。現在のつけめんの主流である「濃厚・魚粉・極太麺」というスタイルを作り上げたラーメン店としても知られる。
同店ではこれまで、次世代のつけめんメニューとして、各種限定メニューを提案してきた。8月末には、卒業企画と題して、それらの限定メニューのなかから復活してほしいメニューの来館者投票を実施。順位は、通常の2倍の濃度のつけだれを提供するネクストレベルが1位に輝き、以降はガンジャラーメン(2位、2011年)、夜限定濃厚ドロつけ(3位、2013年)、あえつけシリーズ カルボナーラあえつけ(4位、2010年)、あえつけシリーズ カレーチーズあえつけ(5位、2011年)、あえつけシリーズ 汁なし坦々あえつけ(同票5位、2010年)、あえつけシリーズ 明太子バターあえつけ(7位、2011年)と続いた。ネクストレベルは16日~23日の期間中限定復活メニューとして提供される(980円)。
同館営業戦略事業部、広報・宣伝課長の中野正博さんは「つけめんの歴史を語る上で欠かせない2店のお店がある。1店はつけめんを考案した東池袋大勝軒、そしてもう1店が、それまでのつけめんのスタイルを大きく変えた頑者。この2店に影響を受けたお店が増えたことによって、つけめんは『ブーム』から『食文化』へと変化した」と話す。
入場料は、中学生以上=310円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。営業時間は日によって異なる。