ららぽーと横浜（横浜市都筑区池辺、TEL 045-931-1000）内1階サウスコートで8月23日、介助犬に関する活動を紹介する「夏休み介助犬イベント」が開催される。

　主催する社会福祉法人日本介助犬協会（港北区新横浜2、TEL 045-476-9005）は、介助犬育成と普及を通じて、障がいをもつ人の自立した社会参加を目的とする団体。2009年には国内初の介助犬専門訓練施設を愛知県に開所し、介助犬の育成にあたっている。国内で介助犬を必要とする人は約1万5000人と言われているが、正式に認定を受けた介助犬は70頭ほどだという。介助犬や介助犬利用者をもっと身近に感じてほしいという思いで、イベントや講演会なども行ってきた。

　同館での開催は、今年で3回目。昨年は夏休み中の子どもたちや家族連れなど約1400人が参加したという。当日は実際にパートナーとして活動する介助犬1頭とPR犬6頭が参加する予定。介助犬の仕事を紹介するデモンストレーション、介助犬利用者の談話やパネルクイズなどを企画する。

　同協会広報部の高野菜摘さんは「まだまだ介助犬の認知度は低く、正しく理解されていないのが現状。一人でも多くの方にこのイベントを通して、楽しみながら介助犬のことを知っていただき、理解を深めていただけたら」と話す。

　開催時間は11時～17時。