大倉山記念館で慶応落研による「納涼落語会」-古典落語から漫才まで

昨年の寄席では「学生とは思えない」との声も

昨年の寄席では「学生とは思えない」との声も

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 大倉山記念館(横浜市港北区大倉山2、TEL 045-544-1881)で8月3日、慶応義塾大学落語研究会による「真夏の納涼落語会」が開催される。

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 同館利用者アンケートで落語の要望が多かったことから、昨年8月に始まった同イベント。近隣にキャンパスがある慶応義塾大学落語研究会への依頼によって実現した。同落語研究会は、設立55年、卒業生は400人以上になるという歴史ある学生団体。学園祭での「慶応寄席」をはじめ、近隣からの依頼や養護施設などでも口演してきた。普段の活動で学生たちの芸名や顔が知れたことで、客席からの掛け声もあがっており、それらは学生の「大きな芸の励み」となっているという。

 大倉山記念館では2回目の開催を迎える今回は、現メンバー34人のなかから7人の大学生が出演。「短命」「ん廻し」など古典落語から漫才などの色物まで幅広く芸を披露する。

 同落語研究会の村上佳央さんは「口演のたびに、多くの人に愛される古典落語の魅力に改めて気づかされる。今回の落語会は、プロではなく大学生ということで、落語になじみの薄い方も幅広く参加していただける寄席。落語に興味をもって好きになっていただける機会になれば。」と話す。

 開催は13時30分~16時。入場無料。

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