よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根)で11月16日から、ゲーム感覚で観光施設を巡るリアル謎解きゲーム「夜の動物園と密林の王の涙」が開催される。
同企画は、閉園後の動物園を舞台に開催される大規模体験型イベント。参加者は設定された物語の登場人物となり、マップを手掛かりに園内で数々の謎を解き明かしながらミッションクリアを目指す(所要時間は90分)。主催は、商業施設や観光地の集客促進イベントを企画するDAS(横浜市神奈川区)。国内の動物園では6月に同園で初開催され、2000人を超える動員があった。
今回のストーリーは「メスのトラが奇妙な病に侵され、飼育員は動物を研究している博士と困り果てているが、暗号を解き明かすことで奇病を治すことができる」というもの。当日は、このストーリーをもとに、参加者が仲間の飼育員となり、謎の解読に挑戦する。
同社の渡邉大輔さんは「一般の方が普段出入りできない時間を活用することで、いつもと違った雰囲気を味わいつつ謎解きを楽しんでもらえたら。今後は商業施設や観光地の方に謎解きの集客力や魅力を感じていただき、『リアル謎解きゲーム』を全国に展開できればと思う」と話す。
開催日は11月16日・17日・23日・24日の4日間。開催時間は各日18時から。事前申込制。参加費は2,300円(大学生以下1,800円)。参加チケットでイベント同日の日中から動物園の入園可能。