コンデンサーやプリント配線板の製造を手掛けるエルナー(横浜市港北区新横浜3)は10月30日、同社白河工場(福島県西白河郡)敷地内の太陽光発電所の本格稼働が始まったことを発表した。
「再生可能エネルギー特別措置法」に基づいて「再生可能エネルギー全量買取制度」が導入されたことから、昨年から太陽光発電事業の準備を進めてきた同社。事業運営会社は子会社のエルナーエナジー(新横浜3)で、今後は「エルナーエナジー白河太陽光発電所」として稼働する。
太陽光パネルは約6万5600平方メートルの同工場敷地内建屋屋上や遊休地に設置した。総投資額は5.5億円。年間発電量は2メガワットを見込み、年間630トンの二酸化炭素を削減できるという。
発電した電気はすべて東北電力に売電する。