プレスリリース

“海洋都市”を目指す横浜で北太平洋海洋科学機関(PICES)2025 年 年次会合が開催されます!

リリース発行企業:横浜市

情報提供:

横浜市は、「海洋都市」を掲げ、海洋に関する企業・団体等で構成する「海洋都市横浜うみ協議会」を中心に、海洋の産業振興や子どもたちへの海洋教育など、海洋の様々な可能性を身近に感じることができる都市を目指し、取り組んでいます。
このたび、「北太平洋海洋科学機関(PICES:パイセス)」の年次会合が横浜で開催されます。PICES は、日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、米国の6か国の政府や研究機関などが参加する機関で、北太平洋における海洋科学研究の促進、海洋環境・気候変動・生物資源・生態系・人間活動の影響に関する科学的知見の共有と交換等を目的としています。歓迎レセプションでは、学生と連携したMICE に関する課題解決プログラム「YOKOHAMA MICE Challenge」を予定しています。今回の会合を通じ、産官学で海洋に関する人材や情報の集積に向けた取組を加速させ、海洋分野の産業振興につなげていきます。

1. 開催概要

(1)名称
 「北太平洋海洋科学機関(PICES)」年次会合 (2025 年)
(2) 主催者
 PICES 事務局 (所在地:カナダ ブリティッシュコロンビア州 シドニー市)
(3) 開催期間
 令和7年(2025 年)11 月8日(土)~11 月16 日(日)
(4) 会場
 ワークピア横浜、横浜産貿ホールマリネリア、大さん橋ホール
(5) 参加規模
 500 人程度を想定
(6) 参加予定国
 日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、米国 など
(7) 国内の関係機関
 【関係省庁】外務省、水産庁、国土交通省(海上保安庁、気象庁)、環境省、文部科学省など
 【関係機関】国立研究開発法人水産研究・教育機構、国立研究開発法人海洋研究開発機構など
(8) 年次会合の概要
 海洋科学に関する様々なテーマについて、シンポジウムやワークショップが行われ、各国の研究開発成果が発表されます。
(9) 過去に日本国内で同会合を開催した都市(各国持ち回りにより開催)
 1994年:根室 2000年:函館 2006年:横浜 2012年:広島 2018年:横浜
 ※年次会合の詳細については下記URLを参照
 https://meetings.pices.int/meetings/annual/2025/pices/schedule

会場付近の全景

2. 北太平洋海洋科学機関(PICES)について

(1) 概要
 北緯30 度以北の北太平洋とそれに接する海域の、生物資源や生態系と環境、気候および人為的な影響との相互作用などに関する研究の促進とそのための国際協力を目的として設立された国際科学機関(略称:PICES)
(2) 加盟国
 日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、米国の6か国
(3) 設立
 1992 年「北太平洋の海洋科学機関に関する条約」により設立
(4) 活動内容
 年次会合を開催し科学セッションなどによる課題や情報の共有を図る他、各種シンポジウムの開催や調査報告書の出版などを実施

3. 「海洋都市横浜うみ協議会」の概要

■設 立 日 : 平成27 年9月28 日
■名誉会長 : 山中 竹春 横浜市長
  会 長 : 伊地知 英弘 横浜市副市長
■協議会参加企業・団体等の皆様と議論しながら、産官学連携により、次の取組を進めています。
(1)海洋に関する活動の総合的な情報発信
(2)市民の海に関する理解・関心の向上
(3)海洋環境の保全
(4)海洋産業の振興
(5)脱炭素社会の実現
■協議会参加企業・団体等(順不同):【32 団体】
(国研)海洋研究開発機構、(国研)水産研究・教育機構、(国研)海上・港湾・航空技術研究所、(独)海技教育機構、横浜国立大学、東京海洋大学、横浜市立大学、神奈川大学、東京農工大学、東京大学生産技術研究所、(一財)エンジニアリング協会、(一社)海洋産業研究・振興協会、(一社)日本舶用工業会、(一社)日本プロジェクト産業協議会、(一社)次世代センサ協議会、(一社)横浜港振興協会、東亜建設工業(株)、横浜港埠頭(株)、(株)横浜八景島、日本郵船(株)、三菱重工業(株)、ジャパン マリンユナイテッド(株)、五洋建設(株)、アクトインディ(株)、(株)横浜工作所、インフォーマ マーケッツ ジャパン(株)、PwC コンサルティング(同)、(一社)日本水中ドローン協会、内閣府総合海洋政策推進事務局、関東地方整備局(国土交通省)、関東運輸局(国土交通省)、横浜市

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