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横浜アリーナにAI立体サイネージ「あんずちゃん」 産学連携で誕生

来場者と会話をする女子校生「あんずちゃん」

来場者と会話をする女子校生「あんずちゃん」

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 横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)内2階西ロビーに5月19日、AIキャラクター「あんずちゃん」と会話ができる立体サイネージが設置された。

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 同施設と学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校(新横浜3)、ITサービス事業を展開しているイージェーワークス(新横浜3)の三者が、産学共同で開発した同サイネージ。AIによる来場者サービス向上を目指す。

 サイネージは、縦2メートル横1メートルの筐体(きょうたい)に、70インチの大型透過ディスプレーを備えたもの。デジタルアーツの学生がデザインしたキャラクター「あんずちゃん」が立体表示される。AIの開発やキャラクターの3Dモデリングはイージェーワークスが主導し、学生たちも実務に参加した。

 「あんずちゃん」は同施設の公式キャラクター「ヨコアリくん」の幼なじみで、「お嬢様女子高校」に通う女子校生という設定。来場者との会話や質問に応え、施設内外の情報提供を行い、ダンスも踊ることができる。

 現在は試作段階という「あんずちゃん」。今後はネット接続されたクラウドに蓄積される会話データを解析して、アップデートしていく。担当者は「周辺施設や企業、行政と連携して、より詳細な観光情報も提供していきたい」と話す。

 「あんずちゃん」の稼働は同施設でのイベント時のみ。

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