港北図書館で「杉山神社の謎の解き方」講演会 講師に大倉精神文化研究所所長

鶴見川流域に多く分布する杉山神社。写真は新吉田にある杉山神社

鶴見川流域に多く分布する杉山神社。写真は新吉田にある杉山神社

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 港北図書館(横浜市港北区菊名6、TEL 045-421-1211)で6月11日、講演会「杉山神社の謎の解き方」が開催される。

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 杉山神社は港北・都筑など鶴見川流域に密集している神社。江戸時代には70以上の杉山神社があったとされるが、現在は約40社が確認できる。

 平安時代に編纂された「延喜式神名帳」にその名前が記載されており、当時朝廷から認められた社格の高い神社とされるが、記載された杉山神社はどこか、祭神はなにか、なぜこの地域に密集しているのかなど謎も多い。

 今回は地域の歴史に詳しい大倉精神文化研究所の平井誠二所長を講師に招いた講演。杉山神社について調べている人向けに、すでにわかっている杉山神社の情報とこれから研究や調査を行う上で押さえておくポイントなどを紹介する。

 平井さんは「とても謎の多い神社で、ライフワークとして調べている方も多い。鶴見川水系の支流の早渕川沿いの4社が延喜式に記載された式内社として有力な説もあるので、当日は私の仮説なども紹介したい」と話す。

 開催時間は14時~15時30分。参加無料(要予約、先着順)。

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