
横浜美術大学(横浜市青葉区鴨志田町)の学生がパッケージをデザインしたアルコール飲料「やるJAん横浜!メロンサワー」の販売が6月に始まった。
同大学とJA横浜(旭区)、酒類卸し企業「神酒連」(同)が連携して、原料の生産からデザインまでを市内で完結させた「オール横浜」の商品。メインターゲットは20~40代の女性で、生の果実に近い香りとさっぱりとした味わいを目指した。アルコール分は5%。
原料のメロンは、同組合が市内の休耕地を活用して栽培した「ムーンライト」を使用。2024年度は、栽培に同組合職員や援農ボランティアが参加して、約2700平方メートルの畑で約7120キロを収穫した。
パッケージは横浜美術大学の学生が担当し、横浜ランドマークタワーや横浜赤レンガ倉庫などの風景にメロンをあしらったデザインで「横浜らしさ」を表現。ターゲット層に好まれる「おしゃれさ」「かわいらしさ」を意識した。
価格は350ミリリットル缶=198円。JA横浜「ハマッ子」直売所、相鉄ローゼン、ウエルシア、京急ストア(一部店舗を除く)で販売する。