タウンカフェ大倉山ミエル(横浜市港北区大倉山2)で8月24日、「ウクレレチャリティーコンサート」が開催された。
主催は大倉山でウクレレを通じて楽しみながら地域交流や社会貢献を行っている市民サークル「ウクレレで笑顔」。現在30代~80代の約35人が所属している同サークルは、これまで東日本大震災で被災した東北の子どもたちを支援するためのコンサートなどさまざまなチャリティーコンサートを行ってきた。
今回は児童買春問題など「子どもがだまされて売られないため」の活動に取り組んでいる、NPO法人かものはしプロジェクトとともにチャリティーコンサートを開催。参加費の一部を寄付した。
当日は約30人が参加し、同サークルメンバーが奏でるウクレレの音色と共に食事を楽しんだ。そのほか、かものはしプロジェクトメンバーによるカンボジアの現実を伝えるプレゼンテーションも行われ、国境を越えて支援する必要性を訴えた。
同サークルの代表松浪芳之さんは「ウクレレは、ささやかな楽器でグーチョキパーができれば簡単に弾ける。ウクレレを通して人が繋がり、豊かな市民社会を築いていけたら」と話す。