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震災から2年、セン北で市民による復興支援企画-約20団体参加

被災地へメッセージを送る「お手紙プロジェクト」などさまざまな企画を実施した

被災地へメッセージを送る「お手紙プロジェクト」などさまざまな企画を実施した

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 横浜市営地下鉄センター北駅前のショッピングタウンあいたい(横浜市都筑区中川中央1)や駅前広場公園で3月9日・10日、東日本大震災の復興支援企画「あったか復興支援『わすれない3.11』応援しよう!都筑から」が開催された。

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 主催したのは都筑区内で地域の学びや交流を促す活動を行ってきた「つづき楽校」。同企画は、被災地支援や復興への思いを風化させないために昨年初開催した。

 2回目の開催となる今年。9日は被災当時福島市南部あいあい保育園で園長を務めていた野崎美紀子さんや福島で放射能汚染されない米作りを達成した吉成那市さんをゲストに迎えた講演会や交流会が行われた。

 10日は「復興支援ひろば」と題して、都筑区内で活動している市民グループや被災地ボランティアグループ約20団体がパフォーマンスや支援の紹介、物販を開催。被災地へメッセージを手紙で送る「お手紙プロジェクト」や女川町や南三陸の仮設住宅で作られた雑貨の販売などさまざまな企画が展開された。

 震災直後から被災地へ支援物資を送るほか、定期的に復興途上の被災地の現状を伝える活動を行ってきた市民グループ「芽吹きの会」の中西美奈子代表は「まだまだ支援の必要な場所はある。普段の支援活動とこのイベントはこれからも毎年続けていきたい。来場していただいた方にとってこのイベントが、こうした活動に関わるきっかけになってもらえたら」と話した。

 同イベントの経費を差し引いた収益金や寄付金は被災地へ届けるという。

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