ランドセル1万個の「旅立ち準備」-アフガニスタンへ寄贈

使用済みランドセルの寄贈者らが集まり「旅立ち準備」を行った

使用済みランドセルの寄贈者らが集まり「旅立ち準備」を行った

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 KK横浜貿易倉庫(横浜市都筑区池辺町)で4月7日、使用済みのランドセルをアフガニスタンへ送る活動「ランドセルは海を越えて」のボランティア・イベントが行われた。

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 ランドセルの主要素材である人工皮革「クラリーノ」を製造販売しているクラレ(東京都千代田区)が主催する同活動。6年間使用したランドセルを全国から集め、ノート、鉛筆、クレヨンなどの学用品を詰めて、勉強道具が不足しているアフガニスタンの子どもたちに送っている。

 9回目を迎える今年はモンゴルの子どもたちへもプレゼントする予定。1月から3月まで、同活動のウェブサイトを通じて全国から募集した使用済みのランドセルは約1万個にのぼった。

 当日は、ランドセルの寄贈者や同社関係者・新入社員のほか、活動を後援する国際協力NGOジョイセフ、社団法人日本かばん協会ランドセル工業会の呼び掛けで集まったボランティア約150人が集合。約5時間かけて、開梱・検品・箱詰めの作業「旅立ち準備」を行った。

 「旅立ち準備」が整ったランドセルは5月にアフガニスタン・モンゴルへ向けて出発。各種検品などを経て、秋頃には子どもたちに届けられる予定。

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