
国指定重要文化財の「関家住宅」(横浜市都筑区勝田町字宮下)が11月16日に特別公開される。
戦国時代に小田原北条氏の家臣だったという関家。江戸時代の初めからは勝田村の名主を務め、江戸時代後期には代官職も兼務していたといわれる。
現存する主屋は17世紀前半、書院は18世紀前半、表門は19世紀中頃にそれぞれ建築された。これらの建物を含めた屋敷地が国の重要文化財に指定されている。
現在も関家当主が居住していることから普段は非公開だが、今回特別に公開。学芸員や調査研究員による解説、横浜国立大学都市イノベーション研究院と都市科学部の協力で模型の展示を行う。
公開時間は午前=10時~12時、午後=13時~15時。要申し込み。申込期間は10月10日~24日で電子申請か往復はがきで申し込める。