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横浜ビー・コルセアーズが新シーズンに向け出航 「船首にY。進路はV」

2021-22シーズンに向けて出港式を行った

2021-22シーズンに向けて出港式を行った

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 「海賊たち(CORSAIRS)」をメインイメージにする男子バスケBリーグの横浜ビー・コルセアーズ(ホームアリーナは横浜市都筑区の横浜国際プール)は、2021-22シーズンに向けて「出港式」を9月24日に行い勝利獲得を目指して船出した。

ユースからジェイコブス晶選手が登録

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 横浜の新たな航海に向けた体制づくりは、2020-21シーズンをもって現役を引退した竹田謙選手が、5月25日付けでゼネラルマネージャーに就任したことから始まった。6月14日には、bjリーグの選手時代に琉球と横浜で2度の優勝経験を持ち、横浜でのヘッドコーチ(bjリーグ・Bリーグ)を含めB1チームで5シーズンにわたる経験も持つ青木勇人さんのヘッドコーチ就任が決定。さらに9月15日には、プロスポーツ領域の事業計画、マーケティング、スタジアム建設などに精通した白井英介さんが代表取締役に就任し、運営面での陣容が固まった。

 6月18日には、高確率のシュートパーセンテージを誇るレイトン・ハモンズ選手(#2)、同22日にアグレッシブなディフェンスが得意の古牧昌也選手(#8)、同25日に3ポイントシュートで活躍する大庭岳輝選手(#14)、7月2日に高い身体能力を活かしたハードなプレーが得意の土屋アリスター時生選手(#17)が新規加入した。昨年に続きキャプテンの生原秀将選手(#46)をはじめ、森川正明(#9)、エドワード・モリス選手(#32)らの継続選手たちと連携する布陣。生原キャプテンは「チームの目標であるチャンピオンシップ出場を目指したい」と目標を言葉にした。

 横浜にとって出港式はリーグの開幕前に行われる恒例のイベント。今回はファンクラブ限定でオンライン開催となった。第17期定時株主総会で就任した白井代表取締役は「Bリーグは2026-27シーズンより、エキスパンション型の新リーグへ移行する。それに向けた変革が求められている。私の役割は、その変革の指導だと認識している。クラブの変革と新B1リーグへの挑戦を皆さんと一緒に成し遂げていきたい」と話した。

 青木ヘッドコーチは「1つのボールを全員で守り、オフェンスでは正しい判断をしてボールをつないでいくことを連動していくバスケットを目指していきたい」と意欲を見せた。

 続いて登壇した竹田ゼネラルマネージャーは出港式にふさわしいサプライズとして、横浜ビー・コルセアーズユースチームU18に在籍しているジェイコブス晶選手(#4)を、2021-22シーズンの特別指定選手として登録したことを発表。「17歳5か月11日での登録はB1リーグ史上最年少での入団」と紹介した。ジェイコブス晶選手も「とてもうれしいし感謝している。とても良い経験になるし力になるようにがんばりたい」とあいさつをした。

 開幕ゲームは、10月2日(川崎市とどろきアリーナ・TIPOFF=18時5分)、3日(同=16時5分)川崎と神奈川ダービーが行われる。ホーム開幕シリーズは、10月16日(横浜国際プール・TIPOFF=15時5分)・17日(同=14時5分)にS渋谷、10月23日(同=15時5分)・24日(同=14時5分)に島根とそれぞれ対戦する。

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