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新羽・西方寺の彼岸花が見頃 参拝者を優しく見守り咲き誇る

境内に咲く彼岸花(ヒガンバナ)。撮影=加藤恵三

境内に咲く彼岸花(ヒガンバナ)。撮影=加藤恵三

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 「補陀洛山(ふだらくざん)西方寺」(横浜市港北区新羽町)境内の彼岸花(ヒガンバナ)が見頃を迎えた。

山門に続く参道に咲く彼岸花

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 1190年に鎌倉で創建され、1492年に港北区新羽に移転した同寺院。春には桜、初夏にはアヤメ、冬には梅など四季折々花が楽しめ、中でも秋の彼岸花は年々増えており、今では「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「旅情」といった花言葉のような、ドラマチックな景観を見せる。

 秋の彼岸で参拝者も多く、その1人は「いつもは彼岸の中日に来るが今年は願うことも多かったので彼岸の入りに来た。いつ来ても彼岸花が迎えてくれ心が落ち着く。『また来年もきますよ。それまで守ってくださいね』とお願いしてきた。穏やかな日が早く来れば良いのに」と話す。

 彼岸花は、それぞれの事情と願いを持って訪れる参拝者の気持ちを和ませるように咲き続ける。台風の影響で黄色の彼岸花の一部は倒れているものの他は強い風と雨に耐えた。

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