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ラー博が3カ月ぶりに営業再開へ 新換気システム導入し6分で全館空気入れ替え

地下空間の換気システムを大幅に刷新した

地下空間の換気システムを大幅に刷新した

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 臨時休館していた新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)が4月17日に営業再開する。

営業時間中は常にCO2濃度をライブ配信

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1月9日から約3カ月にわたって休館していた同館。長期の休館は昨年の緊急事態宣言時に続いて2度目となった。

 同館は地下空間の施設で、これまでも厳しい換気基準を満たした換気システムを使っていたが、臨時休館を機に、システムを刷新。より大型で吸排気量の大きい最新のシステムを導入した。

 新システムは約6分で館内すべての空気を入れ替え可能で、常に館内の空気を屋外と同レベルにできる。再開後は館内の換気状況を可視化するため、営業時間中に二酸化炭素濃度を計測。測定機の数値をYouTubeライブで配信するという。

 広報担当の中野正博さんは「地下施設は換気が悪いというイメージがあるが、今回これを払拭(ふっしょく)するために設備投資し、吸排気量をアップした。CO2濃度のライブ配信で換気状況をお知らせするので、安心して利用してほしい」と話す。

 再開後は臨時休館前に引き続き、スタッフのマスク着用や定期的な設備の清掃・消毒、入館時の検温、入場者数の制限などを実施。試験的に一部店舗ではLINEを使った整理券で行列を作らない取り組みも行う。

 営業時間は11時~21時(状況により変更もあり)。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。

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