横浜・東京・川崎をサービスエリアとする「アップル引越センター」(横浜市港北区小机町)が3月23日、東日本大震災の被災地域へ、募集した救援物資を届ける「救援物資プロジェクト」を始めた。
同社では食品・医療品・生活必需品・幼児子ども用など「必要救援物資」(古着・使い古したもの・賞味期限が短いもの・カップラーメンは不可)のリストを作成し、それぞれ募集。引っ越しの準備をしている同社利用者のほか、一般からも広く受け付けている。受け付けは段ボール1箱から。
インターネットや携帯電話の情報が見られない被災者もいることから、段ボールの空いているスペースにメッセージを書くよう呼びかけている。
同社総務部の穐元真紀さんは「少しでも被災地の方の力になりたいという思いから今回のプロジェクトを行っている。ご協力いただける方にはぜひ力を貸していただきたい。少しでも皆さんが元気になってもらえるように応援メッセージを段ボールに書くことも忘れないでほしい。私たちの精いっぱいの気持ちを被災地の皆さんに届けたい」と話す。
募集している「必要救援物資」のリストや受付先、送る際の諸注意は同社ホームページで確認できる。