東京都市大学横浜キャンパスで2月24日、学生が地域をテーマに調査・研究した成果を発表する「第14回地域連携調査研究発表会」が行われる。
都筑区は2010年に、同大環境学部・メディア情報学部と連携協力協定を締結し、以来さまざまな連携事業に取り組んできた。同発表は学生たちの研究成果をはじめ、両者の連携事業を地域に紹介するため、毎年開催されている。
今回は、区と大学の連携事例紹介として、「若年層の投票向上に向けたアプローチ」「東京都市大学と都筑区役所の28年度の連携事例について」の2件を発表。あわせて同大学環境学部・メディア情報学部の研究室から8グループが調査・研究の成果を発表する。
調査・研究発表テーマは「歩行者自転車専用道路空間における滞留行動の多様化に関する研究-都筑区中川駅前遊歩道を対象として-」「土地利用と糞便汚染指標を用いた地下水硝酸汚染源の究明:横浜市都筑区を事例として」「港北ニュータウン牛久保地域における緑地管理活動に対する公園・緑道愛護会の課題認識」「視覚情報及び聴覚情報と熱的快適性に関する研究」「オフィスビルにおける想像温度と想像快適温度に関する研究」「自然のポテンシャルを活かしたパッシブ住宅について」「学校林を活用した森林環境教育『横浜市森の楽校』の実践」「自転車と歩行者の共存~都筑ふるさと歩道橋を対象として~」。発表後は学生ホールで発表者、聴講者の交流会も予定する。
開催時間は13時~17時。一般市民も参加可能。申込みは都筑区区政推進課(TEL 045-948-2227)まで。