都筑民家園で「ひな祭りウィーク」-5,000個以上のつるし飾りで彩り

猿をモチーフにした縁起物「さるぼぼ」のつるし飾り

猿をモチーフにした縁起物「さるぼぼ」のつるし飾り

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 大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西2)内の「都筑民家園(TEL 045-594-1723)」で2月22日から、明治から平成までのひな人形やつるし飾りを飾る「ひな祭りウィーク」が開催される。

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 同園では、有志の自宅にあったひな人形などを毎年3月3日のひな祭りの前後に飾っており、5年前からは天井から縁起物の人形などをつるして飾る「つるし飾り」の展示も始めた。

 「つるし飾り」はもともと子どもの着物の端切れを一つずつ手作りで縫い、桃やハマグリ、フクロウなど30種類以上の縁起物をつるす飾り。毎年同園で作りためた飾りは今年で5,000個以上となり、今年もひな人形の周りを彩る。

 そのほか貝びな(貝を使用して作られたひな人形)や今年の干支(えと)であるウサギの人形、お守りとしても用いられ、猿をモチーフにした縁起物の「さるぼぼ」なども展示。

 都筑民家園管理運営委員会事務局長の岡本みどりさんは「つるし飾り一つとっても日本の古くからの文化がある。文化を受け継ぐという意味でもこうしてみなさまに見てもらうことは重要。貴重な人形や珍しい家財道具(ひな飾りの道具)なども展示するので、ぜひ見ていただければ」と話す。

 開催時間は9時~17時。入場無料。3月6日まで。

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