京都のクリエーティブ商品を扱う「とおりにわ」(横浜市都筑区大丸4、TEL 045-482-6894)が9月15日、惜しまれつつ閉店する。
2013年1月に横浜市営地下鉄都筑ふれあいの丘駅近く、区役所通り沿いにオープンした同店。京都出身の嶋田智臣オーナーが夫婦で運営してきた。店名の「とおりにわ」の由来は、京町屋の造りに見られる玄関・台所・庭をつなぐ長い土間「通り庭」から。
約9坪の店内では、京都以外ではあまり知られていない50以上のメーカーやアーティストのクリエーティブ商品(雑貨・加工品など)を扱う。オープン以来定期的に、京都のパンを紹介する「パン祭り」の開催や、京都だけでなく全国のさまざまなものづくりに関わるメーカー・クリエーターとコラボしたイベントを積極的に企画してきた。
嶋田オーナーは「2013年1月より、この都筑ふれあいの丘という地域で営業をさせていただき、誠にありがとうございました。オープン当初は何もできない、右も左も分からない、どうしようもない店だったのを、地域の皆さまのあたたかいご好意のおかげで、少しづつではありますがお店と言う形に近づいてこられました。当店はこの地域の皆さまに育てていただき、今日まで営業を続けてこれたのだと思います。
この度、残念ではございますが、当店を9月15日をもって閉店させていただきます。3年半という短い時間ではございましたが、いつもご来店いただいているお客さま、都筑区で活動されている地域の皆さま、そしていつもこの地域の事を記憶として残していただいている港北経済新聞さま。この素晴らしい出会いをいただいた事に感謝いたします。またいつか皆さま方にお会いできたらと思います」と話す。
9月15日の閉店までは8月31日以外は営業予定。営業時間は11時~19時。閉店後も「とおりにわオンラインショップ」は継続する。