横浜・青葉のアートスペース「JIKE STUDIO」（横浜市青葉区寺家町、TEL 045-350-3804）で6月5日から、「ミロコマチコの世界 原画展 ぼくのふとんはうみでできている」が始まる。

　ミロコマチコさんは、「オオカミがとぶひ」で第18回日本絵本賞大賞を受賞したことでも知られる絵本作家。今回は2013年に刊行された絵本「ぼくのふとんはうみでできている」（あかね書房）の原画を中心に、2014年伊勢丹クリスマスのメーンビジュアルに使用された立体作品など、42点を展示する。

　6月6日と20日にはミロコマチコさん本人も来館し、「ホタルを見よう会」（6日、18時～、参加費3,800円）、ライブペイント&歌と演奏「うちゅう・ほし・くさばな」（20日、15時～、参加費3,500円）をそれぞれ予定する。

　同スペース企画担当の坂上浩美さんは「実は2012年に当スペースのカフェカウンターで、『ぼくのふとんはうみでできている』のできたての原画の引き渡しが行われたという縁がある。寺家の空気が入った絵本の原画やラフを含むメイキング資料も見どころ」と話す。

　開催時間は11時～18時。火曜休廊。入場無料。会期は28日まで。