UR都市機構とイケアのリデザイン団地-今年も港北エリアで入居者募集開始へ

コンフォール東山田(都筑区)の3LDK

コンフォール東山田(都筑区)の3LDK

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 独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)は2月13日、IKEA(イケア)と共同でリデザインを行った郊外団地の入居者を募集する。

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 UR都市機構は2013年から、横浜市内の団地でイケアのカラーコーディネートなどを取り入れたリデザインプロジェクト「イケアとURに住もう。」を展開。キッチンや押し入れの改修などイケアのノウハウを生かした空間作りを行い、高齢化が進む郊外団地に若い世帯の入居を促してきた。

 昨年は港北ニュータウンや霧が丘など横浜の4団地で実施され、募集から1カ月ほどで契約が決まったという。今回はこれらの実績から横浜のほか、川崎市・埼玉県・愛知県・福岡県などの郊外団地でも実施。各団地でも入居者募集を開始する。

 2月10日にイケア港北(横浜市都筑区折本町)で行われた記者発表では、UR都市機構の内海英一理事、イケア・ジャパンのピーター・リスト社長らが登壇し、「イケアとURに住もう。」のテーマ「サステナブル・リビング」について説明した。

 UR都市機構住宅経営部ストック活性化チームの葉山泰三チームリーダーは「入居者のライフスタイルやニーズが変わってきたなかで、提供するサービスも変えていかなければならない。今回のプロジェクトでは、イケアのサステナブルを重視した商品と訴求力のあるデザインで団地を壊さずに作り替えることができた。UR都市機構が培ってきたコミュニティーも生かしながら、賃貸でも長く住みたくなる新しい住まい方を提案していきたい」と話した。

 今回港北エリアで募集を始める団地はコンフォール東山田(都筑区、3LDK、72平方メートル)。イケアのキッチンを採用したほか、床材や壁紙などもイケアがコーディネートした。募集はUR賃貸住宅港北サービスセンター(TEL 045-912-6334)で2月13日から先着順となる。募集予定戸数は6戸。

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