セン北駅前で24時間歩き続けるチャリティーイベント-がん患者支援が目的

新横浜で昨年行われたリレー・フォー・ライフの様子。サバイバー(がん患者)が来年も戻ってくるというメッセージを込めて手形を残すサバイバーズ・フラッグ

新横浜で昨年行われたリレー・フォー・ライフの様子。サバイバー(がん患者)が来年も戻ってくるというメッセージを込めて手形を残すサバイバーズ・フラッグ

  • 0

  •  

 横浜市営地下鉄センター北駅前広場(横浜市都筑区中川中央1)で9月20日・21日、がん患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2014横浜都筑」が開催される。

夜にはルミナリエも

[広告]

 「リレー・フォー・ライフ」は、がん患者とその家族の支援を目的に、競技場などの広場を24時間歩き続けるイベント。1985年にアメリカで始まり、地域社会全体でがんと闘うための連帯感を育む場として大きく広がった。現在では全米5000カ所以上、世界20カ国以上で行われている。日本では2006年に初開催。横浜・都筑での開催は今回が初となる。主催は公益財団法人日本対がん協会とリレー・フォー・ライフ・ジャパン横浜都筑実行委員会。

 今回は、同実行委員会の白戸美子委員長が勤務する病院で闘病していた一人のがん患者が最期に残した「長く都筑の病院で治療してきたのでリレー・フォー・ライフを都筑でやりたかった」という言葉がきっかけで都筑での開催が実現したという。

 当日はがん患者(サバイバー)やがんを克服した人たちと共に、参加者らが会場を昼夜交代で歩き続ける。会場内では、がんで亡くなった方々の名前を記したキャンドルをともすルミナリエや、チャリティーグッズ・フード販売、がん経験者・医療従事者・支援者による座談会、歌やダンスのステージイベントなども予定する。

 白戸実行委員長は「2人に1人ががんになると言われている今の時代、がんにならないように啓発し、笑顔で命をつないでいきたい。がんと聞くと、怖い、つらいというイメージを持たれるかもしれないが、当イベント自体はおいしいものあり、楽しいステージあり、の明るいイベント。参加することがチャリティーになるので、ぜひ心を寄せてご協力いただけたら」と話す。

 開催時間は20日13時~21日13時。参加費1人1,000円(高校生以下とサバイバーは無料)。参加費とフードコーナーやグッズの収益金は寄付金としてがん患者支援活動に役立てられる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース