開花までの日数短いヒマワリの種子、サカタのタネが一般発売へ

提供を開始するヒマワリ2品種のうちの一つ「ビンセント オレンジ」

提供を開始するヒマワリ2品種のうちの一つ「ビンセント オレンジ」

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 サカタのタネ(横浜市都筑区仲町台2)は11月19日、ヒマワリF1品種「ビンセント」シリーズの一般家庭用種子を発売する。

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 名画「ひまわり」の作者「ビンセント・バン・ゴッホ」にちなみ名付けられた同シリーズ。温度管理など行ったうえで栽培すればどの季節でも55日前後で開花し、部分的に花弁が歯抜け状になる「欠弁」が発生しにくいため、ボリュームのある花が咲くのが特徴。昨年から切り花生産者向けに産地限定で提供されてきた。

 今回は、濃いオレンジ色の花弁の「ビンセント オレンジ」と緑色の中心部と明るいオレンジ色の鮮やかな花弁の「ビンセント クリアオレンジ」の2色を用意。通信販売では11月19日、オンラインショップでは12月1日に受注を開始し、12月下旬から順次発送。同社のガーデンセンター横浜や全国の園芸店、ホームセンターでは12月上旬から販売を開始する。初年度販売目標金額は、2品種合わせて3,150万円。

 同社広報宣伝部の田辺珠里さんは「このシリーズは、開花までの日数が従来の切り花用品種と比べ10日前後短く出芽ぞろいが良いので、栽培しやすく良質な花を咲かせるヒマワリ。花弁の形や重ねがよく、花が上向きに咲くので、アレンジメントにもおすすめ」と話す。

 価格は、いずれも一袋315円。

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