ひのき細工師三浦宏さんの世界展-江戸の建物やひのきかぶとも展示

江戸の建物を間近で見ることができる

江戸の建物を間近で見ることができる

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 横浜・青葉のアートスペース「JIKE STUDIO」(横浜市青葉区寺家町、TEL 045-350-3804)で現在、江戸の建物を十分の一サイズに復元した「三浦宏の世界展」が開催されている。

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 浅草のひのき細工師・三浦玉舟としてしられる三浦宏さんの仕事を紹介する同展。三浦さんが本職の傍ら制作した、長屋や呉服店などの江戸の建物を展示する。材料にこだわり、精巧に作られた建物は「雨漏りしない」といわれ、「人間が小さくなっても住める」という。

 縮尺された江戸の町のほか、ひのきの金魚鉢や花おけなど三浦さんが制作した作品も展示。天皇皇后両陛下が秋篠宮悠仁さまへ御初節句のお祝いとしても贈られた檜兜(ひのきかぶと)も展示販売する。

 同スペースの坂上浩美さんは「長屋をのぞけば、そこで暮らせそうなほど精密に作られている。通常はガラスケース越しにしか見ることができないが、今回は特別にそのまま展示しているので、ふすまの奥までよく見ることができる」と話す。

 開催時間は10時30分~17時。火曜休廊。5月19日まで。

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