ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)で3月22日・23日、子どもたちだけで「子どもの理想の街」をつくるイベント「ミニヨコハマシティ(ミニヨコ)」が開催される。主催はNPO法人ミニシティ・プラス(中川1)とNPO法人I Love つづき(中川1)。
「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、実際に2日間「ミニヨコ」という子どもの街を作る同イベント。子どもたちはアイデアを出し合いながら街を作り、就労や政治、まちづくりなど社会の仕組みを遊びながら学ぶ。事前に開催されたミニヨコの運営会議には50人以上の子どもが参加した。
21日には運営会議に出席した子どもたちを中心に、会場でまちを準備。今回はフルーツピザ店、駄菓子店、カジノのほか、銀行や市役所、税務署など、子どもが運営する約30の店舗・公共施設が出店する。当日は参加する子どもたちは店舗や施設で働き、そこで得たミニヨコ内の通貨「ミニヨン」を使って、今度はお店で買い物などを楽しむことができる。
会場内に大人が立ち入ることはできないが、会場の外では大人向けに、子どもが運営する「大人の悩み相談室」(両日10時~16時)、「横浜と都筑のまち講座」(23日13時30分~14時)も開催。関連イベントとして館内各所で石巻物産展(両日10時~16時)、保険の窓口による年金講座(両日11時、13時、15時の3回)、東日本大震災被災地の高校生カメラマン千葉拓人さんの写真展(21日~31日)なども予定する。
開催時間は10時~16時。参加費は1日300円(19歳以下の子どもであれば参加可能)。