港北区内にある製造業事業所を見学する「第2回 港北OPEN!FACTORY」が2月15日に開催される。
横浜市内で最も製造業事業所が多い港北区。そのなかには世界でもトップクラスの技術を持つ企業などもある。同企画は、そうした港北区の魅力を伝えるとともに、一方で宅地化によって人口が増加している区内各地域と企業の融和を進めたいという思いで昨年から始まった。
2回目を迎える今年は新羽地区・高田地区・樽町地区の8カ所の事業所を見学。国内では唯一大小さまざまなベアリングをオーダーメードで制作している日本軸受加工(港北区新羽)や三次元測定機を有し精密測定機器の製作を手掛けるシュリーマン(港北区高田1)など普段見ることのできないものづくりの現場を訪れる。
港北区区政推進課の竹下幸紀さんは「昨年は見学先の職人らのやりがいにつながったという感想もあり喜んでいる。子どもたちを含めた多くの方にご参加いただき、自分の住んでいる地域に優れた技術があるということを知ってもらえたら」と話す。
見学時間はコースによって違う。1月27日に申込を締め切ったが、港北区役所区政推進課企画調整係(TEL 045-540-2230)に連絡で、定員に達していないコースへの見学が可能。