横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で現在、障害を持つアーティストの作品を展示する「スーパーピュア展2013」が開催されている。
美術という枠や社会的評価という既成概念にとらわれずに現在進行形のアートを紹介するシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」として開催されている同企画。「アートは障がいを超える」をコンセプトに、障害のあるアーティストたちの「表現活動の今」を伝える。
参加アーティストは、滋賀県にある社会福祉施設「やまなみ工房」(滋賀県甲賀市)のメンバーを中心にした16人。陶芸、絵画、刺しゅう、文字などの作品を紹介する。11月3日には、同工房の井上優さんと田中睦美さんによる公開制作(14時~16時)、11月4日にはワークショップ「やまなみ工房の仲間と土でつくろう」(10時~12時、要事前申込、参加無料)やトークイベント「やまなみ物語-福祉とアートの現場から」(14時~15時30分、要事前申込、参加無料)も予定する。
同ギャラリーの森未祈さんは「障害者のアートという枠ではなく、ひとりのアーティストや表現者としての力強く生き生きとした魅力を伝えたい」と話す。
開催時間は10時~18時。入場無料。展示は11月17日まで。